採用選考におけるリファレンスチェック実施同意書

ダウンロードには会員登録が必要です。

採用選考におけるリファレンスチェック実施同意書

¥2,980
/
税込
 

【1】書式概要 


この書式は、企業が新しい人材を採用する際に、応募者の前職での働きぶりや人柄を確認するためのリファレンスチェックを実施する前に必要となる同意書です。近年、転職市場が活発化する中で、採用のミスマッチを防ぐためにリファレンスチェックを導入する企業が急速に増えています。

 

この同意書があることで、企業は安心して前職の上司や同僚に問い合わせを行うことができ、応募者も自分の情報がどのように扱われるかを事前に把握できます。特に責任あるポジションや専門職の採用では、書類選考や面接だけでは分からない実際の業務能力や職場での態度を知ることが重要になってきます。

 

Word形式で提供されているため、自社の状況に合わせて内容を自由に編集・カスタマイズすることが可能です。人事部門での採用業務、転職エージェントでの候補者紹介、コンサルティング会社での人材評価など、様々な場面でご活用いただけます。個人情報の取り扱いについても適切に配慮された内容となっており、現代の採用実務に即した実用的な書式です。

 

【2】条文タイトル


  • 第1条(リファレンスチェックの目的)
  • 第2条(対象情報)
  • 第3条(同意の範囲)
  • 第4条(取得した情報の管理)
  • 第5条(任意性および同意の撤回)
  • 第6条(確認先情報の提供)

 

【3】逐条解説

 

第1条(リファレンスチェックの目的)

この条文では、なぜリファレンスチェックを行うのかという根本的な理由を明確にしています。企業側が応募者の過去の働きぶりや人間性、信頼できる人物かどうかを確認することが目的であることを示しています。例えば、営業職の採用であれば前職での営業成績や顧客との関係性、管理職の採用であれば部下とのコミュニケーション能力やリーダーシップなどを確認することになります。

 

第2条(対象情報)

リファレンスチェックで確認する内容を具体的に限定している条文です。無制限に何でも聞けるわけではなく、職務に関連する情報に絞っていることがポイントです。勤務態度については遅刻や欠勤の頻度、チームワークの良し悪しなどが該当します。懲戒処分歴は業務上の重大なミスや規則違反があったかどうか、犯罪歴については業務に直接影響する可能性があるもののみを対象としています。

第3条(同意の範囲)

どのような方法でリファレンスチェックを実施するかを定めた条文です。書面、メール、電話など複数の連絡手段を想定しており、前職の関係者の都合に合わせて柔軟に対応できるようになっています。また、取得した情報は採用選考以外には使用しないことを約束しており、応募者のプライバシー保護に配慮しています。

 

第4条(取得した情報の管理)

収集した情報をどのように管理するかを規定している重要な条文です。第三者への情報提供を原則として禁止し、企業内での情報管理の責任を明確にしています。ただし、裁判所からの開示命令など、どうしても開示が必要な場合は例外として認めています。また、選考終了後は情報を適切に処分することも定めており、長期間にわたって情報を保持し続けることを防いでいます。

 

第5条(任意性および同意の撤回)

応募者がこの同意書にサインするかどうかは自由意思であることを確認する条文です。ただし現実的には、同意しない場合は採用選考で不利になる可能性があることも正直に伝えています。また、一度同意した後でも気が変わった場合は撤回できることを保証していますが、その場合も選考に影響する可能性があることを明記しています。これは応募者の権利を尊重しつつ、企業側の採用活動への影響も考慮したバランスの取れた内容です。

 

第6条(確認先情報の提供)

リファレンスチェックを実施するために、応募者側が前職の連絡先などの必要な情報を正確に提供する義務を定めています。間違った連絡先を教えたり、意図的に連絡しにくい人を紹介したりすることを防ぐための条文です。例えば、直属の上司ではなく関係の薄い部署の人を紹介するといった行為を避けるため、適切な関係者の情報提供を求めています。

RuffRuff App RuffRuff Apps by Tsun

Customer Reviews

Be the first to write a review
0%
(0)
0%
(0)
0%
(0)
0%
(0)
0%
(0)

おすすめ書式テンプレート

最近チェックしたテンプレート