テンプラザ書式工房
2025年6月20日

基本契約って何?🤔

基本契約って何?🤔

基本契約って何?🤔

製造業やメーカーで働いている方なら、きっと「取引基本契約」や「売買基本契約」という言葉を聞いたことがあるはず!でも、意外とその違いを正確に理解している人は少ないんです 😅

 

特に法務部門に入りたての頃は、私も含めて多くの人が混乱するポイントなので、今日はしっかり整理していきましょう ✨

 

なぜ基本契約が必要なの?📋

 

想像してみてください。自動車メーカーが同じ車を何年間も製造し続ける場合、部品メーカーから継続的に同じ部品を購入しますよね 🚗

 

もしも毎回個別に契約書を作成していたら...

  • 1月:X部品50個の売買契約書 📄
  • 2月:X部品100個の売買契約書 📄
  • 3月:X部品75個の売買契約書 📄

 

なんて、めちゃくちゃ非効率ですよね!😱

 

そこで登場するのが基本契約です!

 

基本契約と個別契約の役割分担

 🎯

基本契約は、すべての取引に共通するルールを決めるもの。例えば:

  • 納期が遅れた場合の責任の所在 📅
  • 品質に問題があった場合の対応方法 🔧
  • 支払い条件や方法 💰

 

一方で個別契約は、その都度変わる具体的な内容を決めるもの:

  • 今回の注文数量 📦
  • 納期 📅
  • 単価 💴

 

基本契約で注意すべきポイント ⚠️

 

基本契約は「原則」を定めるものなので、特定の商品にだけ適用される条件を入れるのはNG!

 

例えば、こんな条文を見かけたことありませんか?

 

製品の保証期間は引渡し後12ヶ月とする。ただし、ゴム製品(型番:XXXXX)については、この限りではない。

 

これ、実は問題だらけなんです!😵

 

なぜダメなのか? ✗ 汎用的な基本契約に特定の製品名が入っている


✗ 型番が変更になったらどうするの?
✗ 新しい特例商品が出てきたら毎回基本契約を変更するの?

 

こういう特例は「覚書」や「個別契約」で対応するのが正解です!✅

 

新人法務さんへのアドバイス 💡

 

基本契約は極力いじらない!

 

これが鉄則です。基本契約のひな形を大幅に修正したくなったら、一度立ち止まって考えてみてください:

 

🔍 取引内容を正しく理解できているか?
🔍 そもそも基本契約での対応が適しているか?
🔍 覚書や個別契約で対応すべき内容ではないか?

 

まとめ 📝

基本契約と個別契約の使い分けは、効率的な契約管理の基本中の基本!

 

  • 基本契約:すべての取引に共通する「原則」を定める 📏
  • 個別契約:その都度変わる具体的な内容を定める 📋
  • 特例事項:覚書や個別契約で対応する 📑

 

この違いをしっかり理解して、スマートな契約実務を心がけていきましょう!💪

 

法務の世界は奥が深いですが、基本をしっかり押さえれば必ず上達します。一緒に頑張りましょう!🌟