SMプレイ契約書雛型集

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SMプレイ契約書雛型集

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【1】書式概要 

 

この文書は、SMやBDSMといった大人の同意に基づく性的なプレイを行う際、事前にパートナー間で合意内容やルール、安全対策などを明確にしておくための書類集です。お互いの信頼を前提に、身体的・精神的な安全を確保しながらプレイを楽しむために作成されています。

 

例えば、パートナーとの主従関係を築く上で、「奴隷契約書」を用いて役割を明確にし、「セーフワード」の設定やプレイ範囲の確認を行います。また、映像記録やプレイ内容に関する情報を他言しないことを約束する「秘密保持合意書」も収録されています。道具を使うプレイでは、あらかじめ「使用可能/不可」を明確にし、誤解や事故を防ぐ「道具使用に関する安全確認書」も用意されています。

 

いずれの書式も、プレイの前提条件としての話し合いを促進し、安心感を得ながらパートナーシップをより深めたい方にとって有益です。カップル間や主従関係の確立を目指す方、または新たな関係性を試みる方にも幅広く活用されています。

 

〔条文タイトル〕

 

① BDSM同意書(全5条)

  • 第1条(プレイの範囲)

  • 第2条(セーフワード)

  • 第3条(健康・精神状態)

  • 第4条(記録および秘密保持)

  • 第5条(改訂・終了)

② 奴隷契約書(プレイ用)(全5条)

  • 第1条(奴隷の役割)

  • 第2条(主の責任)

  • 第3条(セーフワード)

  • 第4条(奴隷の権利)

  • 第5条(有効期間)

③ 秘密保持合意書(全4条)

  • 第1条(守秘義務の対象)

  • 第2条(禁止事項)

  • 第3条(有効期間)

  • 第4条(違反時の対応)

④ 道具使用に関する安全確認書(全4条)

  • 第1条(使用する道具のリスト)

  • 第2条(使用可否の確認)

  • 第3条(使用方法の理解)

  • 第4条(同意の確認)

 

【2】逐条解説

 

① BDSM同意書 – 逐条解説

 

第1条(プレイの範囲)


ここでは、どこまでの行為が可能か、どこからが絶対にNGなのかを明確にします。たとえば「拘束はしていいが、殴打はNG」や「公共の場では一切プレイしない」など、価値観の違いから生まれるトラブルを防ぐ役割があります。合意範囲を文字にすることで、プレイ前の安心感が大きく変わります。

 

第2条(セーフワード)


「もしもの時」に備えた安全弁として、セーフワード(合図)を定める項目です。よくあるのが「赤=即中止」「黄=注意」のような色分けの言葉です。たとえば手錠での拘束中にしびれを感じたら、「黄」で知らせるといった運用が可能です。これは、我慢ではなく快適なプレイを保つための工夫です。

 

第3条(健康・精神状態)


この条文では、身体的・精神的な安全のために、お互いのコンディションや過去のトラウマを伝えておくことを勧めています。例えば「喘息持ちなので息を止めるプレイは避けたい」「過去のトラウマがあるので言葉責めは控えてほしい」など。これによりプレイの質がぐっと上がり、より信頼関係が築かれます。

 

第4条(記録および秘密保持)


プレイ中の写真や動画の取り扱いに関する条項です。撮影してもいいのか、誰かに見せるのはOKか、SNSには載せてよいか、などを事前に確認できます。たとえば「記録は撮ってOK。ただしクラウド保存は禁止」と決めておけば、情報流出の心配がなくなります。

 

第5条(改訂・終了)


この契約は永遠ではなく、必要に応じて改訂できるし、やめたければいつでもやめられる、という柔軟性を保障する条文です。たとえば「最近もっとハードなことがしたくなった」「もうこの関係を終わりにしたい」と思った時、気兼ねなく話し合える土台となります。

 


② 奴隷契約書(プレイ用) – 逐条解説

 

第1条(奴隷の役割)


この条項は、「奴隷」となる側のプレイ中のふるまい方や役割を定義しています。「主に忠実であること」「自分の判断を預ける」といった要素が含まれる場合もありますが、これはプレイ限定でのロールプレイであり、現実の人格否定ではない点を前提としています。

 

第2条(主の責任)


「主」側が好き放題していいというわけではない、というバランスを取る条文です。たとえば「拘束を解くタイミングを見極める」「暴力ではなく快楽を演出する意識を持つ」など、相手の安全を最優先に考える姿勢が求められます。責任を持つ側だからこそ丁寧な配慮が必要です。

 

第3条(セーフワード)


ここでもセーフワードの設定は不可欠です。主従関係であっても、命令には必ず「止められる手段」が備わっていなければなりません。たとえば、痛みが強すぎたり、精神的にしんどくなった時に「赤」と言えば即停止するという明確な約束です。

 

第4条(奴隷の権利)


一見すると「従う側」には権利がないように見えがちですが、この条文は「NO」と言える自由を保障します。プレイを断る、途中で終える、契約を打ち切るなど、すべて奴隷側の判断で可能です。この「逃げ道」があるからこそ、安心して委ねることができるのです。

 

第5条(有効期間)

 

この取り決めがいつから始まり、いつまで有効か、という範囲を設定します。「期間を区切る」ことで関係性の見直しもしやすくなり、たとえば「1ヶ月だけ試してみる」「半年ごとに更新する」といった使い方も可能です。

 


③ 秘密保持合意書 – 逐条解説

 

第1条(守秘義務の対象)

 

ここでは「どんなことが外に漏れてはいけない情報なのか」が具体的に記されています。たとえばプレイ内容、呼び名(ご主人様/奴隷など)、使った道具や写真、個人情報まで含まれます。関係性がデリケートであるからこそ、この取り決めは欠かせません。

 

第2条(禁止事項)

 

「無断録音・録画」「SNSでの投稿」「他人に喋ること」など、してはいけない行為を具体的に列挙しています。お互いのプライバシーを守ることで、関係そのものに安心感が生まれます。

 

第3条(有効期間)

 

この取り決めにいつまで従わなければならないかを示します。「永続的に守る」「関係終了から○年間」などの形式が取られます。たとえば5年後に関係が終わったあとも、内容が世間に出ない保証となります。

 

第4条(違反時の対応)

 

もしも情報が漏れてしまった場合の対応方針です。関係の即時終了、慰謝料請求など、あらかじめ線引きがあることで、いざという時に冷静に対処できます。

 



④ 道具使用に関する安全確認書 – 逐条解説

 

第1条(使用する道具のリスト)

 

どのような道具を使う予定なのかを明示することで、曖昧なままの使用を避けられます。例として「手錠」「縄」「アイマスク」「ローター」などが含まれます。これにより、想定外の道具使用による驚きや恐怖感を減らせます。

 

第2条(使用可否の確認)

 

道具ごとに「OK/NG」を明示する項目です。たとえば「縄はOKだけど口枷はNG」など、項目ごとにチェックが入れられます。これがあると、安心して準備もできますし、道具を渡す側も迷いが減ります。

 

第3条(使用方法の理解)

 

プレイに使う道具について「どのように使うか」を事前に確認しておきましょうという内容です。たとえば「縄は結びっぱなしではなく10分ごとに緩める」「火を使う蝋燭は皮膚から一定距離を保つ」など。知識不足による事故を未然に防ぎます。

 

第4条(同意の確認)

最後に、「本当にOKなのか?」を再確認するための条項です。単に「書いてあるから使っていい」ではなく、実際にその場で意思を再確認することで、納得してプレイに臨めます。

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