【1】書式概要
この誓約書は、M男(被支配者)とその主(女王様)との間で交わされる、服従関係のルールと合意事項を文書化したテンプレートです。お互いの信頼関係に基づき、日常やプレイ時の奉仕内容、主からの命令、禁止事項、金銭的奉仕や道具の使用範囲、さらには罰則までを網羅的に明文化しています。特に調教や主従関係をテーマとするカップルやSMパートナーにとって、合意と安心の土台を整える文書として活用できます。
本書式はWord形式で編集可能なので、名前や条件、期間などを自由にカスタマイズでき、使うシーンに合わせて柔軟に対応可能です。プライベートな主従関係を深めたい方、プレイ前に責任や範囲を明確にしておきたい方、撮影やコンテンツ制作を伴う契約場面などにも適しています。
「ルールがあるからこそ自由になれる」——そんな価値観を大切にする方のための一枚です。
【2】逐条解説
第1条(目的)
この条文では、本誓約書が単なる一時的なプレイの確認ではなく、「主従関係」という継続的かつ精神的なつながりを前提とするものであることが明示されています。M男が自らの意思で服従を選び、その関係性において責任や喜びを共有するという理念が明確です。主とM男の関係性に「意味づけ」を与える導入条文といえるでしょう。
第2条(契約期間)
主従関係がずるずると曖昧になるのを避けるため、明確に開始日と終了日を設定する項目です。これにより、定期的に関係を見直す契機にもなり、信頼の持続性を確認できます。実際には1ヶ月や3ヶ月単位の設定が多く、プレイや関係性のフェーズごとに柔軟な調整が可能です。
第3条(服従の意思)
この条項はM男が自ら進んで主に従い、指導や支配を受け入れる意思があることを明文化します。「自由な意思で服従している」という記録は、後のトラブルを防ぐうえでも非常に重要です。特にプレイの性質上、誤解を避けるためにも、この条項は信頼の土台として機能します。
第4条(奉仕内容)
M男がどのような形で主に奉仕するのかを具体的に定義しています。呼称、金銭的援助、日常雑務、性的奉仕など多岐にわたる義務が整理されており、「どこまでやるのか」「何が含まれないのか」が明確になります。金銭的奉仕や買い物代行は、関係性が一方的にならないよう注意深くバランスを取って記述されています。
第5条(罰則)
M男が規律違反をした場合の処罰内容を具体的に挙げています。言葉責めや金的責め、羞恥命令などが代表的で、プレイにスパイスを加える役割を持ちつつも、M男の身体的・精神的安全を守る配慮も明記されています。これは関係を楽しく継続するための「ガイドライン的罰則」として機能します。
第6条(道具の使用)
道具の使用に関しては、同意のもとであることが前提です。首輪やリード、拘束具や性具といったアイテムが例示されており、フェティッシュプレイにおける具体性と信頼感を担保しています。「どの道具までOKか」を事前に共有できる点も大きな利点です。
第7条(セーフワード)
主従関係における最重要項目の一つがこのセーフワードです。いくら支配される側であっても、身体や心に危険が及ぶ場合は即時中止できるという「命綱」としての役割を持ちます。実際の使用場面では、日常語と被らないワード(例:「赤ワイン」など)がよく採用されます。
第8条(写真・映像に関する同意)
プレイや奉仕中の撮影が行われる場合のルールを定めています。私的利用に限ると明記されており、無断での公開や第三者への提供を禁止することで、M男のプライバシーと安心を守る内容となっています。映像記録を残す際の信頼を担保する条項です。
第9条(主従関係の継続条件)
主従関係を続けるための姿勢・態度についての確認です。M男側の謙虚さと誠実さが前提とされる一方で、主にも支配者としての配慮や責任が求められており、バランスの取れた記述になっています。どちらかが望めば関係を終了できる点も信頼に寄与します。
第10条(秘密保持)
関係性やプレイ内容に関する秘密を外部に漏らさないという約束を明文化します。特に写真や動画、個人情報が関わるケースではこの条項の重みが増します。関係終了後もこの義務が残るため、長期的な安心感を与えることができます。
第11条(法的拘束力)
この誓約書が法律的な契約ではなく、「心理的・倫理的合意」であることを宣言しています。主従関係というセンシティブな性質に配慮しつつ、お互いの信頼に立脚した文書であるという趣旨です。
第12条(署名)
最後に、M男と主が自署することで、文書全体への同意と責任を明確にします。実際には「跪いて署名させる」など儀式的な演出を入れるケースもありますが、Wordで自由に編集できるため、そのような演出文言を追加することも可能です。
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