【1】書式概要
この受験合格お祝い契約書は、お子様の受験勉強に対するモチベーションを高め、目標達成への意欲を向上させるために親子間で交わす約束書です。多くの家庭では「合格したらお祝いをあげる」という口約束で終わりがちですが、この契約書を使うことで具体的な条件やお祝いの内容を明文化できます。
受験シーズンが近づいてくると、お子様の勉強への集中力が途切れがちになったり、目標を見失いそうになることがあります。そんな時にこの契約書があれば、明確な目標と報酬が設定されているため、最後まで頑張り抜く原動力になります。特に高校受験や大学受験を控えたご家庭では、この契約書を活用することで親子の信頼関係も深まり、受験勉強が家族一丸となった取り組みに変わります。
契約書には受験対象校の選択肢、合格条件の設定、お祝い金の金額、お祝い物品の内容、支払い時期など、詳細な項目が盛り込まれています。また、万が一不合格になった場合の励ましの措置についても記載されており、結果にかかわらずお子様を支援する姿勢が示されています。Word形式で作成されているため、ご家庭の状況に合わせて内容を自由に編集・カスタマイズできます。
この契約書は受験生を持つ親御さんにとって、お子様との約束を明確にし、勉強への取り組みを応援する実用的なツールとして活用できます。
【2】逐条解説
第1条(契約の目的)
この条文では、なぜこの契約書を作るのかという根本的な理由を明記しています。単なるお祝いの約束ではなく、お子様の学習意欲を高め、目標達成を支援するという教育的な目的があることを明確にしています。例えば、夏休み明けに「やる気が出ない」と言い始めたお子様に対して、この契約書があることで「合格したら欲しかったあの物が買ってもらえる」という具体的な目標を思い出させることができます。
第2条(対象となる受験・合格条件)
ここでは契約の対象となる受験の種類と、どのような条件で合格とみなすかを定めています。高校受験なのか大学受験なのか、また第一志望校への合格が条件なのか、それとも志望校のどこかに合格すれば良いのかを明確にします。例えば、国立大学が第一志望だが私立大学も受験する場合、「第一志望校合格」にチェックを入れれば国立大学合格時のみお祝いがもらえ、「いずれかの志望校合格」にチェックを入れれば私立大学合格でもお祝いがもらえます。
第3条(お祝いの内容)
この条文が契約書の核心部分で、具体的にどのようなお祝いを提供するかを詳細に記載します。お祝い金の金額、お祝い物品の内容、支払い時期などを明確にすることで、後々のトラブルを防ぎます。例えば、「パソコンを買ってもらえる」という口約束だけでは、どの程度の性能のパソコンなのか曖昧ですが、「予算上限15万円のパソコン」と明記すれば双方の認識が一致します。
第4条(合格の確認方法)
合格をどのように確認するかを定めた条文です。合格通知書の提示が一般的ですが、最近はインターネットでの発表も多いため、複数の確認方法を用意しています。例えば、大学受験では合格通知書が郵送される前にインターネットで発表されることが多いので、ネット発表の画面を保護者に見せることで合格を確認できます。
第5条(乙の努力義務)
お祝いをもらうだけでなく、受験生としての努力も求めています。これにより、単なる「結果だけ」の契約ではなく、過程も重視する契約になります。例えば、毎日3時間以上勉強する、週に1回は模試の復習をする、といった具体的な努力内容を記載することで、日々の学習習慣の維持にもつながります。
第6条(不合格の場合)
万が一不合格になった場合の対応を定めています。努力したにもかかわらず結果が出なかった場合でも、お子様を支援し続ける姿勢を示すことで、家族の絆を深める効果があります。例えば、「頑張ったから好きなレストランで食事をしよう」「来年に向けて予備校の費用を出そう」といった励ましの措置を記載できます。
第7条(契約の変更)
契約締結後に状況が変わった場合の対応を定めています。受験勉強を進める中で志望校が変わったり、お祝いの内容を変更したくなった場合に、双方の合意があれば契約内容を変更できることを明記しています。例えば、当初は現金でのお祝いを予定していたが、お子様から「パソコンが欲しい」という要望が出た場合、話し合いによって内容を変更できます。
第8条(その他)
契約書に記載されていない事項について、誠意をもって話し合いで解決することを定めています。これは契約の柔軟性を保つための条文で、想定外の状況が発生した場合でも、家族間の話し合いで解決できることを明記しています。例えば、受験日程が変更になったり、新型コロナウイルスのような予期せぬ事態が発生した場合でも、家族で話し合って対応できます。
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