こちらの「【改正民法対応版】(消滅時効にかかった債権と債務を相殺する)相殺通知書」は、企業間の債権債務関係において非常に重要な法的文書テンプレートです。
本テンプレートは、取引先から突如として消滅時効の援用と債務支払い請求を受けた際に、法的に有効な対抗手段として活用できる相殺通知書です。改正民法では、消滅時効にかかった債権であっても、時効完成前に相殺適状(相殺の要件を満たした状態)にあった場合には相殺権を行使できることが明確に規定されています。本書式はこの法的権利を正確に行使するための文言が過不足なく盛り込まれています。
具体的には、相手方から時効援用の通知を受けた日付、自社が保有する債権の金額、そして最も重要な「相殺適状にあったことは明らかです」という法的主張を含む文面となっています。これにより、消滅時効の援用によって一方的に債務のみを支払う不公平な状況を回避し、両債権を対当額で相殺する正当な権利を主張することができます。
企業の財務部門、法務部門はもちろん、中小企業の経営者や総務担当者にとっても、取引先との金銭トラブルから自社を守るための必須文書として価値があります。専門的な法律知識がなくても、日付や金額などの必要事項を埋めるだけで即時に使用可能な設計となっており、万が一の事態に備えて準備しておくことで、迅速かつ適切な対応が可能となります。
改正民法に完全対応しているため、最新の法的要件を満たした文書として安心してご利用いただけます。取引関係の長い企業間では思わぬ時効問題が発生することもあり、そのような状況での財務的損失を防ぐための重要なビジネス文書として、ぜひお手元にご用意ください。