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パパ活を円満に終わらせたい…手切れ金合意書テンプレート【トラブル防止】
「関係を終わらせたいけど、後から連絡が来たら困る」 「手切れ金を払うから、完全に縁を切りたい」 「写真やLINEを悪用されないか心配」
パパ活の関係解消は、口約束だけでは後々トラブルになりがち。書面で合意内容を残すことで、お互いを守ることができます。
【目次】
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なぜ合意書が必要か
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手切れ金の相場
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テンプレートの条項解説
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使い方・記入例
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注意点
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FAQ
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なぜ合意書が必要か
【口約束だけのリスク】
・後から追加のお金を要求される ・「まだ関係は終わっていない」と主張される ・写真やLINEをバラまくと脅される ・家族や職場に連絡すると言われる
【合意書を作成するメリット】
・関係終了の明確な証拠になる ・追加請求を防げる(清算条項) ・接触禁止・秘密保持を明文化 ・違反時のペナルティを設定できる ・万が一の裁判でも有効な証拠に
- 手切れ金の相場
法律で決まった金額はありません。以下は一般的な目安です。
【交際期間別の目安】 ・3ヶ月未満:10〜30万円 ・3ヶ月〜1年:30〜100万円 ・1年以上:100〜300万円
【金額に影響する要素】 ・交際期間の長さ ・月々の支援額 ・関係の深さ(旅行、同棲など) ・相手の生活への影響度 ・トラブルの有無
あくまで目安であり、双方の合意で決めるものです。
- テンプレートの条項解説
本テンプレートは全10条で構成。
【第1条】関係の終了 交際関係の終了を明確に確認。「復活を求めない」ことも明記。
【第2条】解決金 手切れ金の金額を記載。「解決金」という表現を使用。
【第3条】支払方法 現金一括または振込を選択。振込先口座を記載。
【第4条】接触禁止 面会、電話、LINE、SNS、自宅・職場訪問、第三者経由の接触を全て禁止。連絡先のブロック・削除も義務化。
【第5条】秘密保持 交際関係があったこと、合意書の内容、相手の個人情報を口外禁止。弁護士相談は例外。
【第6条】SNS投稿禁止 誹謗中傷、交際情報、写真・動画の公開を禁止。
【第7条】データ削除 写真、動画、LINE履歴、通話履歴を削除。クラウドのバックアップも含む。
【第8条】違約金 第4〜7条に違反した場合のペナルティ。金額は当事者で設定(50〜100万円が目安)。
【第9条】清算条項 これ以上の請求をしないことを確認。追加請求を防ぐ重要条項。
【第10条】合意管轄 紛争時の裁判所を指定。
- 使い方・記入例
添付のWordファイルをダウンロードし、○○の部分を書き換えてください。
【記入例】
・甲(支払う側):鈴木 太郎 ・乙(受け取る側):山田 花子 ・解決金:金50万円 ・支払方法:本合意書締結と同時に現金で支払う ・データ削除期限:7日以内 ・違約金:金100万円 ・合意管轄:東京地方裁判所
【署名時のポイント】
・必ず直筆で署名 ・認印でOK(実印は不要) ・2通作成し、各自1通ずつ保管 ・身分証のコピーを添付すると確実
- 注意点
【合意書作成時】
・強制や脅迫で署名させると無効になる ・未成年者との合意は親権者の同意が必要 ・相手が既婚者の場合、配偶者からの慰謝料請求リスクあり
【金額設定時】
・高すぎる違約金は裁判で減額される可能性 ・相場から大きく外れた手切れ金は後でトラブルに
【保管について】 ・合意書は大切に保管(最低5年) ・スマホで写真を撮っておくと安心
- FAQ
Q. 相手が署名を拒否したら?
A. 強制はできません。条件を再交渉するか、弁護士に相談を。
Q. 手切れ金なしで終わらせたい
A. 第2条・第3条を削除すればOK。関係終了と秘密保持だけの合意書も有効。
Q. 相手が既婚者だった場合は?
A. 配偶者から慰謝料請求されるリスクあり。この合意書とは別問題なので、弁護士に相談を。
Q. LINEだけの合意でも有効?
A. 法的には有効ですが、証拠力が弱い。書面+署名が確実。
Q. 違約金の相場は?
A. 50〜100万円が一般的。高すぎると裁判で減額される可能性。
Q. 相手が合意に違反したら?
A. 違約金を請求できます。応じなければ弁護士に相談し、訴訟も検討。
Q. 公正証書にすべき?
A. 手切れ金が高額(100万円以上)の場合や、分割払いの場合は公正証書化を推奨。
ご利用上の注意
・一般的な事案を想定したテンプレートです ・個別の事情により修正が必要な場合があります ・相手が既婚者の場合など複雑なケースは弁護士への相談を推奨 ・本テンプレートの利用により生じた損害について責任を負いかねます
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