美容整形で失敗された…クリニックへの返金請求書テンプレート【内容証明対応】

ダウンロードには会員登録が必要です。

美容整形で失敗された…クリニックへの返金請求書テンプレート【内容証明対応】

¥2,980
/
税込
 


「二重の幅が全然違う」「傷跡が消えない」「説明と違う仕上がり」

 

美容整形のトラブルで泣き寝入りしていませんか?

 

クリニックに責任がある場合、施術費用の返還や慰謝料を請求できます。この記事では、内容証明郵便で送る返金請求書テンプレートを解説付きで提供します。

 

【目次】

  1. 美容整形トラブルの現状

  2. 請求できる法的根拠

  3. なぜ内容証明郵便なのか

  4. 証拠の集め方

  5. 内容証明の送り方

  6. 送った後の対応

  7. テンプレートの使い方

  8. FAQ1.美容整形トラブルの現状

国民生活センターへの美容医療相談は年間2,000件以上。実際のトラブルはその何倍もあると言われています。

 

【よくあるトラブル】

・仕上がりの問題:左右非対称、不自然、希望と違う

・施術ミス:神経損傷、傷跡残存、感染症

・説明不足:リスク説明なし、ダウンタイム説明不足

 ・費用トラブル:追加費用請求、返金拒否

 

【トラブルが多い施術】

・二重整形(埋没法・切開法)

 ・鼻整形(プロテーゼ・ヒアルロン酸)

 ・脂肪吸引・脂肪注入 ・糸リフト・レーザー治療

 

 

  1. 請求できる法的根拠

美容整形も「医療契約」。クリニックには法的責任が発生します。

 

【説明義務違反】 医師には施術内容・リスク・代替手段を説明する義務あり(インフォームドコンセント)。説明不十分なら損害賠償請求可能。

 

【債務不履行(民法415条)】 契約どおりの施術が行われなければ、施術費用返還・損害賠償を請求できる。

 

【不法行為(民法709条)】 施術ミスで身体に損害が生じた場合、損害賠償請求が可能。

 

【請求できる内容】 ・施術費用の返還(全額または一部) ・慰謝料(精神的苦痛) ・修正手術費用(他院での修正含む) ・通院交通費・休業損害

 

  1. なぜ内容証明郵便なのか

内容証明郵便は「いつ・誰が・誰に・何を送ったか」を郵便局が証明するサービス。

 

【メリット】 ・証拠として残る(裁判でも有効) ・クリニックへの心理的プレッシャー ・時効を6ヶ月間猶予できる ・これだけで返金に応じるケースも多い

 

【普通の手紙やメールとの違い】 ・内容証明:送った内容を第三者(郵便局)が証明 ・普通郵便・メール:「届いていない」「見ていない」と言い逃れ可能

 

  1. 証拠の集め方

 

【集めるべき証拠】 ・施術前後の写真(自撮り・クリニック撮影) ・カルテのコピー(開示請求で取得可能) ・説明時のメモ・録音 ・同意書・契約書のコピー ・他院での診断書 ・LINEやメールのやり取り

 

【カルテ開示請求のポイント】 ・患者には開示請求権あり(個人情報保護法) ・書面で請求すれば原則開示義務あり ・コピー代実費(数百円〜数千円)がかかる場合も

 

  1. 内容証明の送り方

 

【郵便局窓口の場合】 ・文書3部(相手用・郵便局用・自分用) ・封筒1通 ・印鑑(認印OK) ・料金約1,500円 ・配達証明も付けると「届いていない」の言い逃れ防止

 

【書式ルール】 ・横書き:1行26字以内、1枚20行以内 ・本テンプレートは書式対応済み

 

【e内容証明(ネット)の場合】 ・24時間いつでも送れる ・Wordファイルをアップロードするだけ ・書式制限なし(A4サイズ)

 

  1. 送った後の対応

【返答があった場合】 → 示談交渉へ。合意したら示談書を作成 → 示談書テンプレートは別途ご用意

 

【無視された場合】 → 弁護士に依頼して再請求 → 医療ADR(裁判外紛争解決)の利用 → 民事訴訟の提起

 

【クリニックが反論してきた場合】 → 感情的にならず、事実と証拠で対応 → 弁護士への相談を検討

 

  1. テンプレートの使い方

添付のWordファイルをダウンロードし、○○の部分を書き換えてください。

【記入例】

・日付:令和6年12月1日

・クリニック名:医療法人○○会 ○○美容クリニック

・代表者名:○○ ○○ ・自分の住所氏名:東京都○○区○○ / 山田 花子 ・施術日:令和6年3月15日

・施術内容:二重埋没法(両目)

・施術費用:金15万円 ・担当医師:○○ ○○

・トラブル内容:左右の二重幅が明らかに異なる

 ・請求金額合計:金30万円  - 施術費用返還:15万円  - 慰謝料:15万円

 

【5枚目の記載例について】 5枚目はトラブル内容・施術内容の記載例を収録した参考資料です。郵送するのは1〜4枚目のみ。

 

  1. FAQ

Q. クリニックの住所がわからない

A. クリニックのホームページ、領収書、契約書に記載あり。法人の場合は法務局で登記情報を取得可能。

 

Q. 担当医師の名前がわからない

A. カルテ開示請求で確認可能。領収書や診察券に記載されている場合も。

 

Q. 相場はどのくらい?

A. 施術費用返還+慰謝料10〜50万円程度が多い。後遺症が残る場合は100万円以上も。

 

Q. 時効はある? A. 不法行為:被害を知ってから3年。債務不履行:5年。早めの行動を。

 

Q. 弁護士に頼むべき?

A. 被害額50万円以上、後遺症がある場合は相談推奨。着手金10〜30万円、成功報酬10〜20%が目安。

 

Q. 保健所や厚生局への届出は?

A. 悪質なケースでは行政への届出も有効。クリニックへの立入検査などにつながる場合も。

 

Q. 医療ADRとは?

A. 裁判によらない紛争解決手続き。各地の弁護士会や医師会が運営。費用は数万円程度。

 

関連テンプレート

・美容整形トラブルの示談書:交渉成立時の合意書 ・エステ解約通知書 ・医療過誤の損害賠償請求書

 

ご利用上の注意

・一般的な事案を想定したテンプレートです ・重大な後遺症がある場合は弁護士への相談を強く推奨 ・本テンプレートの利用により生じた損害について責任を負いかねます

おすすめ書式テンプレート

最近チェックしたテンプレート