クーリングオフで必要となる「契約解除通知書」のテンプレートです。訪問販売や電話勧誘販売でうっかり契約してしまった場合でも、原則として8日以内であれば契約を解除できます。この文書は、改正民法に対応した信頼性の高い書式で、必要な項目が漏れなく網羅されています。
具体的な使用場面としては、突然自宅に訪問してきた業者から高額な商品を購入してしまった場合や、電話勧誘で冷静な判断ができずに契約してしまった場合などが挙げられます。また、エステサロンや語学教室などの長期契約を後悔した場合にも活用できます。業者から「クーリングオフはできない」と言われても、法律で定められた権利ですので、この通知書を送付すれば確実に契約を解除できます。
書面の構成は非常にシンプルで、誰でも簡単に作成できるようになっています。契約日(申込日)、申込みの内容(購入商品やサービス名)、申込番号、代金総額、申込者の情報、販売会社の情報、クレジット会社の情報など、必要な項目がすべて記載されています。各項目に必要な情報を記入するだけで、法的に有効な契約解除通知書が完成します。
特に重要なのは、支払い済み代金の返金請求や商品引取りの要求が明確に記載されている点です。これにより、契約解除後のトラブルを未然に防ぐことができます。例えば、すでに代金を支払っている場合の返金手続きや、商品が手元にある場合の引取り対応について、明確に意思表示できます。
また、印鑑を押印する欄も設けられており、法的効力を持つ正式な文書として使用できます。内容証明郵便で送付すれば、送付の事実を証明することもできます。クーリングオフは期限が短いため、急ぎで解除したい場合にすぐに活用できる実践的なテンプレートとなっています。