【1】書式概要
この文書は、外交員や外回り営業職の勤務ルールを定めた社内規程のひな型です。営業担当者がどのように出社・外出し、交通安全や服装、顧客とのトラブル対応を行うべきかを具体的に整理しています。外勤が中心の業務では、勤務時間や報告方法が曖昧になることが多いため、この規程を導入することで従業員への指導や管理が明確になり、企業全体のリスク回避や効率的な営業活動につながります。特に、事故やクレーム発生時の連絡義務を定めている点は、企業を守るうえで重要です。
本書はWord形式で編集可能となっており、自社の業種や実務に合わせて条文をカスタマイズすることができます。法律や会計の専門知識がなくても理解しやすいよう平易な表現で書かれており、営業職を抱える企業に幅広く活用できます。
【2】条文タイトル
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第1条(目的)
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第2条(出社の義務)
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第3条(留意事項)
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第4条(自動車運転の心得)
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第5条(事件・事故の連絡)
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第6条(トラブルの報告)
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第7条(クレームの放置の禁止)
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第8条(タクシーの利用禁止)
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第9条(休憩時間)
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第10条(帰社)
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第11条(勤務時間の取り扱い)
【3】逐条解説
第1条(目的)
外交員が守るべき勤務制度の基本方針を示しています。組織として統一したルールを設けることで、従業員の行動に一貫性を持たせ、会社と顧客双方の信頼を確保できます。
第2条(出社の義務)
営業担当が外出する前に出社して指示を受けることを定めています。これにより、行動予定が会社に把握され、急な予定変更や緊急対応も円滑に行えます。直行・直帰の特例を設けている点も実務的です。
第3条(留意事項)
勤務時間の使い方や身だしなみ、私的行為の禁止など、社会人として基本的な姿勢を示しています。特に「私的行為の禁止」は、営業職にありがちな時間管理の甘さを防ぐ効果があります。
第4条(自動車運転の心得)
交通安全を重視し、法令遵守や飲酒運転の禁止、シートベルトの徹底などを規定しています。営業職は移動が多いため、事故防止は会社のリスク管理上も必須です。
第5条(事件・事故の連絡)
外勤中にトラブルが発生した場合の報告義務を明確にしています。例えば交通事故や顧客とのトラブルが起きた際に迅速に会社へ共有することで、組織的な対応が可能となります。
第6条(トラブルの報告)
顧客とのトラブル内容や発生日時などを具体的に会社に報告するよう義務づけています。情報の透明化により、二次被害を防ぎ、適切な対応策を取ることができます。
第7条(クレームの放置の禁止)
顧客クレームを無視したり放置したりしないことを明文化しています。営業職の信頼性を守るだけでなく、企業ブランドを保護する観点でも重要です。
第8条(タクシーの利用禁止)
原則としてタクシー利用を禁止することで、経費削減や勤務規律の徹底を図っています。特別な事情がある場合のみ許可を得る運用が現実的です。
第9条(休憩時間)
法定休憩を取ることを明確にし、労働基準法との整合性を確保しています。営業職は自由裁量が大きいため、休憩管理を怠らない姿勢を会社として示しています。
第10条(帰社)
業務終了後は速やかに帰社し報告することを求めています。これにより、日々の営業活動の記録が残り、労務管理や実績評価に役立ちます。
第11条(勤務時間の取り扱い)
所定勤務時間勤務したとみなすことで、外勤の特殊性に対応しています。営業職は勤務状況を客観的に把握しにくいため、このようなみなし規定が必要となります。
【4】活用アドバイス
この規程を導入する際は、単に書類を配布するのではなく、研修やミーティングで具体的な事例を交えて説明することが効果的です。
例えば「直行・直帰が認められるケース」「クレーム対応の連絡フロー」などをシミュレーションすることで、従業員が理解しやすくなります。また、自社の業種や営業形態に合わせて条文を加筆・修正することで、現場に即した制度として活用できます。
【5】この文書を利用するメリット
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営業職の行動基準が統一され、業務効率とコンプライアンスの両立が図れる。
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事故やクレーム発生時の対応が明確化され、企業リスクを低減できる。
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Word形式で編集可能なため、自社のルールに即して簡単にカスタマイズできる。
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平易な言葉で構成されているため、従業員がすぐに理解し、実務に取り入れやすい。
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